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自分の集中力を上げた話

TL;DR

私はこれでネットサーフィン(死語か?)を1日6時間から1日10分に圧縮できました。

前置き

研究室のグループワーク等では、各員のモチベーションに差がない状態のほうが珍しい。そこで、やる気が出ないひとに向かって、「なぜやる気がでないんだ!」と叱咤して、果たしてプロジェクトは成功するんだろうか。グループワークでは、メンバーを思うがままにするのが目的ではなく、プロジェクトの成功が目的なのである。ストレス無く人の行動を促す方法があったらいいね。

と思ってググったら、日本でもそういうのを提唱してる人が居た。

www.hitachi-solutions.co.jp

(ステマじゃないよ)


行動分析学という心理学の分野がルーツらしい。(J-ABA 日本行動分析学会(The Japanese Association for Behavior Analysis) ) 。これを、仕事のフレームワークまで落とし込んで、行動科学マネジメントという名前にしたようだ。

単純に言うと

  • 人は、行動するきっかけがあり、過程が楽で、その結果利益があるのが分かっていれば、やる
  • 人は、行動するきっかけが少なく、過程が大変で、その結果ストレスがあるのが分かっていれば、やらない

という仮定が前提にあって、つまりきっかけ、過程、結果を細かく分析して制御してみようという話らしい。

良さそう。ということで、まずは自分に適用してみた。つまり、「私はこれをやるぞ!絶対にやるぞ!」という自己啓発ドリブンを辞めて、ならざるを得ないような仕組みに変えるのだ。これで、1日の作業の密度が格段に上がったので、この記事に覚書しておく。

分析

私は集中力が無い。全然無い。1日4時間以上ネットサーフィンしてるかもしれない。やばい。

毎日大学に行っているし、研究室のデスクの作業環境に不満は無いから、日々の作業のきっかけと過程はラクチンなはず。しかし、コンピュータを使う作業な以上、ネットサーフィンのきっかけと過程も同様にラクチンなはず。しかも、研究と違って、ネットサーフィンは即効性のある楽しさに溢れている(Youtubeでよく、Epic Cat Compilationとか2時間くらい見てた)。

行動科学ではこんな感じで対処するらしい

  • 不足行動: やりたいけどできてないやつ
    • きっかけを増やす
    • 過程を簡単にする
    • 利益を増やす
  • 過剰行動: やらなくていいのに過剰にやってるやつ
    • きっかけを減らす
    • 過程を難しくする
    • 利益を減らす

今回は、過剰行動であるネットサーフィンをやめるために以下のことを行った。

  • 行動の分析
    • 条件: PCがあるorスマホを見てる
    • 1. 席に着く <- ココと
    • 2. Chromeをひらく
    • 3. Ctrl-T
    • 4. "facebook" Enter <- コのへんを倒す
    • 5. 更新状況をチェック
    • 5. 猫動画貼ってる人がいるのでクリック
    • 6. Youtubeへ飛ぶ
    • 7. 関連動画を見る
  • きっかけを減らす:
  • 過程を難しくする

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やった結果

大成功です。酷い時は半日くらい、Facebookのタイムラインとおもしろ記事を行ったり来たりしてたのが、今や10分で"仕 事 中 じ ゃ な い で す か ?"(意訳)という煽りページにリダイレクトされる。

Scrum for Trelloで作業時間の管理してるんだけど、かなり正確になった。監督者が居なくても、1日9時間の空きに対して、ちゃんと9時間見積もり分の作業を差し込めるようになった。すごい!

次は、グループワークにも応用したい。