N=1

主にコンピュータ技術関連のことを投稿。 / 投稿は個人の意見であり所属団体の立場を代表するものではありません。

debian USBメモリインストーラ

せっかく前回CLFSブートCDを作ったのだが、なんと起動できなかった。Knoppixも駄目。IDE光学ドライブ+SATA HDDはLiveCDにとって鬼門のようだ。すごーく面倒なのでLiveCDは諦めて、以前使っていたIDE HDDにDebian入れてベースシステムにする。amd64版にした。
http://www.jp.debian.org/releases/stable/i386/apas02.html.ja#howto-getting-images-usb
http://www.jp.debian.org/releases/stable/i386/ch04s04.html.ja

boot.imgをUSBに書き込む

まず、適当にgzを伸張する。その後これを使って書き込む。
Linuxの起動イメージファイルをWindowsで展開するには
DDforWindows

iso配置

USBメディアにdebian-40r6-amd64-businesscard.isoを入れるだけ。
全部で256MBに収まるかもしれん。

インストーラ起動

再起動後、USBメモリで起動するようにBIOSで指定して

boot: installgui

でGTKインストーラ起動。

失敗!

DHCPの自動設定を失敗する。解決策は簡単で、etchやめてlennyをインストールすること。
http://www.debian.org/devel/debian-installer/
こちらの同じ名前のファイルで作り直した。
DHCPは正常に設定できたし、etchインストーラで読み込めなかったSATA HDDが読み込めた。

インストールパーティション

IDEの旧HDDにベースとしてのDebianを入れようと思っていたがせっかくSATAが使えるのだから、SATAのほうの第2パーティション(swap用の5GB(当初の予定))にベースDebianを入れて、旧HDDは使わないようにした。つまり、swap無しでLFS構築してみる。実メモリ2GBだから問題ないことを願う。LFSが完成しベースDebianを破棄したらswap復活させる。

起動時

/etc/X11/xorg.confが全然設定されていないので旧HDDをマウントして設定をコピーし、

 Driver         "vesa"

にした。

ずいぶん簡単かつ確実になったもんだなぁ。
potato(2.2)のころ、初めてのLinuxでフロッピー十数枚用意して一晩かけてDebianインストールしてたよ。